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第4回:構図について
日本写真家協会/日本広告写真家協会会員 渡邉 英昭

 自分の思いを表現するのに、光と並んで重要なのが構図です。自分の目に見えているものは多種多様で、大量の情報にあふれていると言えます。その情報の中の何に自分が感動したのかを伝えるためには、中心となるものを生かし、余計なものを排除する選択が必要になってきます。
この選択、つまりテーマを決めることが、構図づくりの第一歩です。まずは漫然と目に飛び込んでくるものを「見ている」と勘違いしないこと。意識して自分から対象をしっかりと見つめてみましょう。 そして「これを撮ろう」と決めたところで、カメラの中での絵柄を構築します。撮影範囲をどう切り取るか、これが構図と言われるものです。

例1
収穫後の麦畑。遠くに続いてく畝の流れの美しさを強調した、安定感のある構図です。
解説
例2
都庁を中心に、周囲のビルも入れ込んで、高層ビルの林立する都市らしさを打ち出した構図です。
解説
例3
椰子の木のある浜辺の風景。左から右に流れを作り、奥行き感を出した構図です。単調だけれども、安定感があります。
解説
例4
花そのものに寄った構図です。全体の様子はわかりにくくなりますが、花そのものが魅力だと感じたら、周辺を入れ込むことは考えないで撮ってみましょう。主題の印象を強めるには、まわりを整理することが大切です。
解説
例5
狭い入り江とその両岸に並ぶ家々を主題に、フィヨルドの町の特徴を見せている写真です。ごく一般的な目の高さで捉えています。
解説

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